三鷹市牟礼のクリニック『ふじもとこどもクリニック』では、小児科・小児外科を中心に小児泌尿器科(排便、排尿障害、夜尿)に力を入れております。

小児科・小児外科・小児泌尿器科

昼間のおもらしと便秘(Bladder and Bowel Dysfunction)

膀胱の機能が不十分で4歳以上になっても昼間に尿を漏らしてしまうお子さん達がいます。
これらの多くのお子さんたちは頑固な便秘を伴って排便が上手くいっていない事が多いのが特徴です。

最近の研究で膀胱と直腸は脳の中のある部分でCross talkと言って、お互いが連絡を取りあっていることが明らかになりました。私たちは日本でいち早くこの病気の治療に取り組んで来ました。この状態はBladder and Bowel Dysfunction (膀胱—直腸機能障害)と呼ばれています。
私たちの研究の結果では排便のコントロールをつけてあげるだけで67%のお子さんがお昼の尿のおもらしがとまります。

過活動性膀胱

過活動性膀胱 (Over active bladder)という膀胱の機能異常があり、尿を上手く膀胱のなかに十分貯めることが出来ず、尿が漏れてしまうお子さんもおいでになります。診断には膀胱の活動性を評価する検査を行い、お薬の治療をします。

夜尿症

お母様方から私どもに最も相談が多いのが夜尿症です。
夜尿症の治療は膀胱機能の評価とその機能に併せた治療が重要であることは当然のことですが、心の治療も重要になってくる場合もあります。膀胱機能の評価をしながら、国際的に最も信頼を受けているInternational children’s Continence Society (ICCS)のガイドラインに沿って治療にあたります。